美輝の日記

転職や移住しての生活、日々の雑記です。北海道のどこかの町で。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

命に対する無自覚さ

北海道に来てからというもの、農業や漁業など一次産業に少なからず意識が向くようになった。より正確には、自分が口にいれる食べ物が実際にはどのようなルートを辿って、自分のところまで来ているのかきちんと知りたいと思っている。 スーパーに並ぶ袋入りの…

地域の作り手への敬意

人口数千人の町で暮らすようになって、場をつくるということを考えさせられる。地域に住む人の手で様々な自主的な活動が行われている。趣味の集まりやボランティア、高齢者の方向けの体操など、ほんの数人参加しているものから30人近く参加しているものまで…

そんなにすぐ言葉は出てこないのに

会議や打ち合わせなどで即座に意見を求められるのが苦手だ。オンラインでの打合せの際には、そんな感じで言葉を発するのに時間がかかると、相手は私が聞こえてなかったと思ったのか、「もしもーし」と言う。冷静に言葉だけを見ると単なる問いかけのようだが…

読書記録:孤独の本質 つながりの力

昨年秋頃に買ってた本を2週間ほどかけて読了。 孤独の本質 つながりの力 https://eijipress.co.jp/products/2298 アメリカ公衆衛生局のトップが健康課題としての「孤独」、それに対する「つながり」の重要性を語る内容で、著者が出会ってきた個々人もしくは…

うまくいかないこととおこがましさ

地域での助け合いを育むのは一筋縄ではいかないようだ。地域おこし協力隊といえど、全員がまちづくりに興味があるわけではないし、ほとんどの人は自分の周りのほんの近くのことにしか興味がないのではと思えてくる。既に何らかの取り組みをしている組織であ…

生きて暮らしたいんだった

今日はちょっと気持ちが落ち込む。 地域内の関係先の一つとして、役場のある部署に連絡すると挨拶の約束は取れたものの塩対応。同じ役場でも部署によって全く関係性が違うんだなと。その人の性格であったり、今の業務状況が忙しく精神的に余裕がないときの電…

日々の生活での小さな投資

会社のメンバーと話していて、勇気づけられた。 トリリオンゲームという漫画のなかで、10円の投資という話があるそうで、挨拶を10円の投資と捉えて、返事が返ってこなくてもちょっと残念になるくらい。反対に、挨拶をきっかけに関係ができたり、その後につな…

私たちは与えられるのに慣れすぎている

X(旧Twitter)を眺めていたら、「自分が住む街にも〇〇(施設名)があったらいいのに。」という投稿が流れてきて、ローカルネタではあるものの、数十のいいねがついていました。 気持ちは分かると思いつつもどこかモヤッとしてしまいました。 どうして、(…

やっとの休み

前職の最終出社日の翌日には今住む町に引っ越してきて、思えばこの2ヶ月弱ばたばたでした。一応土日は休みのはずが、なんだかんだ仕事の話をしたり、仕事をしたり。 明日は久しぶりの休みのようです。 とはいっても、頭の片隅に絶えず仕事のことを考えてしま…

洗練された田舎

元々は東京で生まれ、それ以外でも人口数十万人の地方都市で育ち、暮らしてきましたが、今は人口数千人の町で暮らしています。 小さい頃の私にとっては、東京のほうが進んでいる、洗練されているといった考えがどこかあった気がします。(元々、親が東京出身…