美輝の日記

転職や移住しての生活。日々の雑記です。

その「今年やることリスト」はほんとにやりたいこと?

1年の初めに「今年やることリスト」を作る方も多いかと思います。

でも、その「やることリスト」はほんとに自分がしたいことでしょうか。もしくは、自分が望む方向に向かうために必要なことでしょうか。

2022年の初め、私は「やることリスト」を作って模造紙に書き出して、1年間部屋に貼っていました。その中には、英語や簿記の勉強、定期的なFacebookへの投稿などそれらしい項目が上がっていました。

最初のうちはそれに意識的に目を向けていましたが、日が経つにつれて部屋の一部と化してしまいました。たまに目をやっても、あまり響かなくなっていきました。むしろ自由な心の動きや感覚を大切に動くことをためらわせるようにも感じました。達成できていることもあるし、大切なことだと頭で理解はできているのに目をやっても全然楽しい気持ちにはなれませんでした。

盲目的に漫然と生きるよりは「やることリスト」を作って、やることを可視化するのは大切なことでしょう。ただ、その「やることリスト」が頭で考えた「しなければならない」だけから来たものだと、それらが達成できたとしても、必ずしも望む在り方にはつながらないように感じました。

今年も私は「今年やることリスト」を作ります。ただ大切なのはそれらの「やること」の前に自分はどんな在り方を望んでいるのか。自分がありたい姿、状態を心に思い浮かべて、感情を乗せながら作ろうと思います。

「今年やることリスト」は自分に課す宿題ではなくて、望む生き方をする手助けになってくれるものだと思うので。